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ZEB化・廃熱利用・都 完全ガイド【2026年度】補助額・採択率・申請方法まで全網羅

監修:松下 大中小企業診断士/認定経営革新等支援機関株式会社SMARTコンサルティング
最終更新:2026/8/22
受付中2026年度公募 締切 2027-03-31締切間際は電子申請が混み合います。GビズID未取得なら今すぐ準備を。
基本情報(2026年度公募)
最大補助額
1.5億円
補助率
2/3以内等(区分により変動)
直近の採択率
公表待ち
対象者
中小企業・小規模事業者等
公募状況
公募中
次回締切
2027-03-31(受付中)
既存ビルの断熱・設備・再エネをまとめて2/3補助

中小企業等の既存建築物のZEB化と廃熱利用設備の導入を支援する東京都の助成事業です。ZEB化区分では断熱材・断熱窓などの建築省エネ技術、空調・照明・給湯などの設備省エネ技術、太陽光発電・蓄電池などの再エネ技術を一体で支援し、設備導入支援は助成率2/3・上限1億5,000万円。中小企業が都の省エネコンサルティングを受診すると助成率が3/4に拡充されます。受付は2026年4月15日から2027年3月31日17時必着まで。築年数が経過したビル・施設の省エネ改修を検討する事業者向けの制度です。

制度の全体像:設計から設備導入まで2段構え

ZEB化・廃熱利用設備導入促進事業は、既存建築物のZEB化や廃熱利用設備の導入を支援する都の助成で、窓口はクール・ネット東京です。事業実施年度は令和8年度から令和12年度まで(助成金申請は令和10年度まで)、令和8年度予算は5.9億円です。

支援メニューは設計支援と設備導入支援の2段構えで、ZEB化の検討段階から設計費の支援を受けられます。

ZEB化区分の対象:断熱材・断熱窓等の建築省エネ技術、空調・照明・給湯設備等の設備省エネ技術、太陽光発電・蓄電池等の再エネ技術。

廃熱区分の対象:熱交換器・ヒートポンプ等の廃熱抽出設備、大気熱利用設備、再エネ熱利用設備。

ポイント

築年数が経過したビル・施設の省エネ改修を、断熱から太陽光まで一体で計画できる制度です。

この補助金の特徴

一体支援の枠組みと、コンサル受診による助成率の拡充が特徴です。

  1. 設備導入支援は助成率2/3・上限1億5,000万円

    ZEB化区分の設備導入支援は2/3で上限1億5,000万円、廃熱区分は2/3で上限1,000万円です。都の中小企業向け省エネ助成として大型の部類です。

  2. 省エネコンサル受診で3/4に拡充

    中小企業かつ中小規模事業所が都の省エネコンサルティング事業(ZEB化・廃熱利用区分)を受診した場合、設備導入支援の助成率が2/3から3/4に拡充されます。

  3. 設計支援から始められる

    設計支援はZEB化区分が中小企業2/3・大企業1/2(上限1,000万円)、廃熱区分が2/3(上限200万円)です。

  4. リース・ESCOスキームでも活用可

    リース事業者・ESCO事業者は中小企業等との共同事業の場合に対象となり、初期費用を抑えた導入ができます。

対象者・申請資格

対象者と区分ごとの主要要件は次のとおりです。

事業者要件

  • 中小企業等(中小企業、学校法人、公益財団法人、医療法人、社会福祉法人等)
  • 大企業・大規模事業所は設計支援のみ対象
  • リース事業者・ESCO事業者は中小企業等との共同事業の場合に対象

ZEB化区分の要件

  • BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)を利用して既存建築物がZEB水準以上の評価を受けること
  • 建築省エネ技術と設備省エネ技術の両方の導入を含むこと(断熱だけ・設備だけの片方では要件を満たさない)

廃熱区分の要件

  • 導入により事業所の年間CO2排出量を3t-CO2又は30%以上削減できること

助成率・上限額(区分別)

設計支援と設備導入支援の助成率・上限を整理します。

設計支援:ZEB化区分

中小企業2/3・大企業1/2。上限1,000万円

設計支援:廃熱区分

2/3。上限200万円

設備導入支援:ZEB化区分

2/3(省エネコンサル受診の中小企業は3/4)。上限1億5,000万円

設備導入支援:廃熱区分

2/3。上限1,000万円

受付期間と検討の進め方

受付期間は2026年4月15日から2027年3月31日まで(17時必着)です。問い合わせは電話03-5990-5088(平日9時〜12時、13時〜17時)。

  1. Step 1省エネコンサルティングの受診(中小企業)

    先行して受診すると助成率3/4を狙えます。

  2. Step 2設計支援の活用

    ZEB化は設計・BELS評価の取得に時間がかかるため、設計支援から始めます。

  3. Step 3BELS評価でZEB水準以上を確認

    建築省エネ技術と設備省エネ技術の両方を含む計画にします。

  4. Step 4設備導入支援の申請

    2027年3月31日17時必着までに申請します。

ポイント

空調・給湯など設備単体の更新だけならSIIの設備単位型(従来枠1/3以内)との比較も有効で、断熱を含む建物全体の改修なら本事業の一体支援に分があります。制度内容は年度ごとに変更されるため、申請前に必ず最新の募集要項をご確認ください。本記事は交付を保証するものではありません。

申請から入金までの流れ(図解)

  1. 1準備
    GビズIDプライム取得
    電子申請に必須。審査に2〜3週間かかるため最初に着手する
  2. 2準備
    公募要領の確認・計画策定
    要件・対象経費・審査項目を確認し、事業計画書を作成
  3. 3準備
    見積取得・加点準備
    一定額以上は相見積もりが必要。認定・宣言等の加点も先に着手
  4. 4申請
    電子申請システムで提出
    GビズIDでログインし、締切時刻までに提出(締切厳守)
  5. 5申請
    採択発表・交付申請
    採択=入金確定ではない。交付決定まで発注は待つ
  6. 6実行
    交付決定・事業実施
    交付決定後に発注・支払い。決定前の契約は原則対象外
  7. 7実行
    実績報告・確定検査
    証憑(契約書・請求書・振込記録)を揃えて報告
  8. 8実行
    補助金の入金
    確定後に精算払い(後払い)。それまでは自己資金・融資で立替

※ 補助金は原則「精算払い(後払い)」です。事業実施中の支払いは自己資金・融資でまかなう必要があります。各ステップの詳細な期限・手続きは公募要領で要確認。

※ 電子申請にはGビズIDプライムが必要です。アカウント発行の手続き・所要期間はGビズID公式サイトでご確認ください。

採択率の推移

本制度の採択結果はまだ公表されていません。事務局による結果公表後、申請件数・採択件数・採択率をこのページに掲載します。

※ 採択率は公募回ごとに変動します。最新の数値は公募要領・事務局公表をご確認ください。

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よくある質問

大企業でも使えますか?

設備導入支援は中小企業等(学校法人・公益財団法人・医療法人・社会福祉法人等を含む)が対象で、大企業・大規模事業所は設計支援のみ対象です。リース事業者・ESCO事業者は中小企業等との共同事業なら対象になります。

助成率を3/4にする方法はありますか?

中小企業かつ中小規模事業所が、都の省エネコンサルティング事業(ZEB化・廃熱利用区分)を受診した場合、設備導入支援の助成率が2/3から3/4に拡充されます。

ZEB化区分の主な要件は?

BELSを利用して既存建築物がZEB水準以上の評価を受けること、建築省エネ技術(断熱等)と設備省エネ技術(空調・照明・給湯等)の両方を導入することです。太陽光発電・蓄電池等の再エネ技術も対象に含められます。

廃熱区分の要件は?

助成対象設備の導入により、事業所の年間CO2排出量を3t-CO2又は30%以上削減可能であることです。熱交換器・ヒートポンプ等の廃熱抽出設備、大気熱利用設備、再エネ熱利用設備が対象です。

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監修:松下 大(中小企業診断士/認定経営革新等支援機関)

公募要領等の一次情報に基づき作成。最終更新:2026/8/22

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